お知らせ

12月の交通死亡事故状況と歩行者妨害
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毎年最も交通事故の多い年末、この12月前半は多くの都道府県で年末の交通安全運動が行われました。現在進行形の県もあります。
当社との関わりの深い5県について交通事故による死者数は次のような状況になっています。

      今月の死者数     前年12月の死者数    今年の累計死者数全国順位(現在)
[東京]    11名         22名            3位
[千葉]     7名         11名            4位
[神奈川]    7名         15名            1位
[埼玉]     5名         18名            7位
[茨城]     4名         11名           11位

上記5県はもともと交通事故の多い県ではありますが、交通安全運動と連動し取り締まりも多くされたにもかかわらず、12月も半月経過した今、交通事故死者数が前年とほぼ同じに推移しているかそれよりも多くなっています。
各県警が出しているデータによると、どの都道府県においても歩行者のまたその中でも高齢者と横断中の死亡事故が大きな割合を占めています。その傾向に歯止めをかけるべく歩行者妨害の取り締まりが何年にもわたり強化され、頻繁に呼びかけられているわけです。

 
 
JAFの調査による2021年の「歩行者のいる信号機のない横断歩道での車の停止率」は全国平均30.6%で、前年より9.3%良くなっていて全国的に改善は進んでいますが、いまだ3割の人しか止まらないという状況です。
ちなみに最も停止率が高かったのは長野県の85.2%で6年連続の1位です。また逆に最も低かったのは岡山県の10.3%です。
今年もっとも改善したのは宮城県で5.7%⇒51.4%、なんと全国最下位から一気に4位に浮上しました。ものすごい改善率ですね。
47都道府県のうち40県で大なり小なり改善されているのに対して、茨城県は前年より下がっていて27.3%⇒19.0%で全国ワースト6位、千葉県においては全国で唯一2年連続で下がってしまっており今年は25.5%です。
東京は停止率が全国ワースト2位で、前年より改善はしているものの12.1%に留まっています。9割近い人が信号機のない横断歩道で止まらないという状況は、歩行者は怖くて安心して横断歩道を渡ることができませんし、横断歩道がある意味もなくなってしまうようですね。

 
 
実際、朝の通学時間帯に通学路の信号のない横断歩道で小学生が渡るために立っていたりしても、そのままスピードも緩めずに通過する車を見るのは日常茶飯事というくらい多いです。みなさんも身近なところでそんな光景をよく目にしていませんか?また自分もそのような事を自己都合でしてしまっていませんか?

 
 
ここで改めて歩行者妨害とは何か、横断歩道での運転者の義務や注意点などについて確認しておきましょう。

歩行者妨害とは「横断歩行者等妨害等」と言い、歩行者のいる信号のない横断歩道での車の一時停止違反のことです。
まず運転者には横断歩道に近づいたら歩行者がいないことが明らかな場合を除いてその直前で停止できる速度に減速する義務があります。そして歩行者がいる場合にはその歩行者が渡る渡らないにかかわらず必ず停止し、歩行者の横断を妨げてはならないと道路交通法に定められています。たとえ渡ろうとしている歩行者が道を譲ってくれたとしてもそのまま通行すれば摘発の対象になります。横断歩道では歩行者優先が大原則です。
違反した場合の違反点数は2点、反則金は普通車で9,000円です。

 
歩行者のいる(またはいるかもしれない)信号のない横断歩道の前で減速・一時停止する時後続車がいる場合は、ブレーキを数回踏む、追突の危険性が高いならハザードランプを使って後続車に知らせましょう。二輪車はこの時追突される危険が車より多いので、できるだけ左に寄って減速・一時停止したほうが良いです。
自分が後続車の場合、前方の車や二輪車の動きにも十分注意する必要があります。

 
横断歩道の手前に駐車・停車にかかわらず止まっている車がいたら、その車の前にでる前にも一時停止する義務があります。歩行者がいるかもしれないという予測がとても大事です。そもそも横断歩道から前後5メートル以内は法令で認められた場合を除き原則駐停車禁止です。横断歩道の手前30メートルは前を走っている車両の追い越しや追い抜きも禁止されています。

 
横断歩道の手前にはこの先に横断歩道があることを示す「◇」のような標示が道路に書かれているところもあります。これを見たら注意し減速するようにしましょう。

 
 
運転者の漫然運転や都合の良い自己判断など危険予測ができていないことが多くの交通事故に繋がっています。
私たち運送業は業務で日々車両と交通ルールに向き合う者として、そのようなことで事故を起こすことがあっては絶対にいけません。車の運転は慣れることで上手くなるところはありますが、安全確認については慣れることなく、いつも初めての道を走るような気持ちで改めて気を引き締めて、この年末そして年始も走り続けていきましょう!

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
今年も大変お世話になりました。
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