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ドライバーの雪道走行対策
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今季は大寒波により日本海側中心に大雪になっていて、もともとあまり雪が降らない太平洋側の都市圏などにおいても度々雪の予報がされるなど、とても寒く翌日以降の天気予報を見て心配する日の多い冬になっていますね。
新潟県・群馬県境付近の関越自動車道での大雪による立ち往生のニュースなどまだ記憶に新しいところではありますが、みなさんは降雪・積雪時の準備はされていますか?

交通に支障があるほどの雪が降った時、学生であれば休校や授業開始を遅らせたりすればすむ話です。ですが、社会人はそういうわけにもいきません。一部の会社では先を見越して休みや待機という判断をするところもありますが、私たちのような車を仕事の相棒としている者は車に乗らないという選択はできませんし、なによりそんな日であっても荷物が届かなければ困る人がいるので、動かないわけにはいきません。いつも以上にリスクを抱えながら走らなければいけませんから少しでも安全を確保する為に、年に数回降るか降らないかの降雪量の少ない地域であっても雪に対する備えはしておくべきです。



雪道を走行する対策として最も一般的なのがチェーンやスタッドレスタイヤです。
特に一度装着すればそのまま晴れた日も雪道も走行可能なスタッドレスタイヤは降雪地帯においては必需品といえるほど主流になっています。


スタッドレスタイヤは、かつて主流であったスパイクタイヤではアスファルトを削り粉塵を巻き上げてしまう公害問題があったため、スタッド(鋲)がレス(無い)なタイヤとして開発されたものです。
低温でも硬くなりにくいゴムが使用されているので雪道や凍結路でも安定して走れること、地面と触れる部分に加工された切れ込みが刻まれていてこれによりエッジ効果などを高め氷の上での運転性能を良くしてくれるのが最大のメリットです。

だいたい12月中頃に装着し3月中頃にノーマルタイヤに戻すと良いと言われています。あまり雪が降らなくて付け替え時期が読みづらい場合は気温7℃が目安だそうです。7℃以下になると雪があるないに関係なく、ノーマルタイヤのゴムの柔軟性が失われブレーキが効きづらくなるからです。
ディーラーなどに交換をお願いすると、所要時間は30分程度、費用はタイヤの大きさにもよりますがタイヤ1つにつき数千円になります。自分で交換する場合はレンチやジャッキなどの工具が必要です。

スタッドレスタイヤにはデメリットもあります。
路面への抵抗が増す関係で、揺れを感じやすいので乗り心地が良いとは言えない点と燃費が若干悪くなる点です。
それからじつはデメリットに「雨の路面が不得意」というのがあります。「雪道に強いなら雨にも強い」というのは大きな誤解です。
凍結路面においてはその上にできた水の膜を取り除いて密着度をあげていますが、構造上の特徴から大量の水を取り除くことができないためノーマルタイヤよりも「ハイドロプレーニング現象」が起きやすいのです。また雨の日において摩耗の進んだスタッドレスタイヤはノーマルタイヤよりも制動距離が長くなり停まりづらくなります。

スタッドレスタイヤを利用する時は性能の要である溝の摩耗とゴムの劣化のこまめなチェックと雨天時の速度をおさえることが重要になります。



はじめに書いたとおり年間で一定の時期必ず一定量の雪が降る降雪地帯においてスタッドレスタイヤは必需品であり、軽貨物ドライバーにとっても必要経費であると考えますが、年間ほとんど雪の降らない地域では高価なスタッドレスタイヤを用意するかどうか悩むところですよね。


そんな雪の降らない地域でリーズナブルに備えておけると注目されている二つの次世代チェーンがあります。

一つは「布チェーン」です。
ノーマルタイヤの被せて使うナイロン製の布でできた滑り止めです。布なので折りたたんでおくことができ保管スペースをとらないので車に積んでおけます。
薄く積もった雪くらいではまったく問題なく、10~15センチの新雪でも大丈夫な程で、ノーマルタイヤではスタックしてしまうような雪道もしっかり走れます。JAFでも使われているとのことなのでその性能はお墨付きですね。
ただ布なのでアスファルトの路面には弱く、使用状況によってはすぐ切れてしまう可能性があるのは否めません。
価格は8,000~10,000円くらいで少し高めではありますが、スタッドレスタイヤを用意するよりはずっと安く済みます。

もう一つは「スプレー式チェーン」です。
薬剤をノーマルタイヤに吹き付けて滑り止め効果を得るスプレーです。布チェーンと同様スプレー缶なので保管スペースをとらず車に放り込んでおけます。
薬剤を吹き付けるとタイヤのグリップ力が増し滑りづらくなります。大変手軽です。
難点は走行と共にタイヤから薬剤がはがれおちてしまうため長い距離を走ることができないことと、タイヤのみに上手く吹き付けるのにコツがいるということです。
価格は1,000~3,000円程とお手頃なので万が一に備えて用意しておくと安心です。


上記の二つの新しいチェーンは急な降雪や積雪で車を動かせなくなってしまった時の緊急措置であり、基本的には使い捨てと思ったほうが良いです。
最も繰り返し使え経済的で効果もあるのは、昔からの金属のチェーンだという話もあります。便利なアイテムはいろいろあっても基本はやはりそこなのでしょう。
近年、金属のチェーンを自分で取り付けられないドライバーさんも増え続けているようです。まずはなにより取り付け方の確認が必要かもしれませんね。


今季まだ温かくなるまでに都市圏でも大雪があるかもしれません。自分の走るエリアの天候の特性をとらえ、最も効果的で経済的な方法を準備しておきましょう。
どんな対策をしていたとしても危険な路面を走行していることを念頭に「急発進・急ブレーキ・急ハンドル」を避けて運転することが大事です。
また雪の日は渋滞・事故・通行止めなどがあるのは当たり前です。配達エリアや通過ルートの情報をちょくちょく入手してあらかじめ対応策を考えておくなどもリスク回避になるので心がけたいことですね。







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