お知らせ

新たな働き方「ギグワーク」
こんにちは!いつもエアフォルクのホームページにお越し頂き、誠にありがとうございます!



以前この場でも触れてきましたとおり、インターネットの普及が私たちの生活の中の様々な事を「いつでもどこでも」可能にし、各業界に大きな影響を与えてきたことはいうまでもありません。
それは働き方についても同じで、働き手を増やすための国主導の働き方改革とコロナ禍の長期化によって労働環境の変化が求められていますが、インターネットの役割は非常に大きいものがあると思います。
そういった環境もあってか労働者にも正規労働者至上主義を良しとせず、多様な働き方に魅力を感じている人が増えてきています。


その多様な働き方の一つで最近注目されている「ギグワーク」というのをご存じですか?


ギグワークとは、もともとアメリカでミュージシャンが気遣いのいらない仲間と単発で即興演奏することを表すことから転じて細切れの単発の仕事を意味する「gig(ギグ)」と「work(働く)」があわさった造語で、「単発の仕事をこなす働き方」のことをいい、ギグワークの労働者をギグワーカー、ギグワークで成立する経済圏をギグエコノミーと言います。


ギグワーカーは仕事を管理するプラットホームとなる事業者などと雇用契約を結ぶか雇用通知を介して契約を交わしますが、正規・非正規従業員としてその組織に所属はせず、端末などを使い空き時間を利用して仕事を受けます。
よく似た働き方に「フリーランス」がありますが、ギグワーカーとは厳密にいうと違います。フリーランスは「プロジェクト単位で仕事を受ける」もので、そのプロジェクトを完遂する義務があります。また単発で仕事をこなす働き方というよりも専門知識や技術を提供して報酬を得る働き方であるということのほうが意味合いが強いです。それに対してギグワーカーは完遂する義務などはなく、自分の都合の良い時だけ働き、いつでも辞めることができるというのが最大の特徴です。


組織に属さず、社会的なしがらみとは無縁で、自分の裁量で働けるというのはとても魅力的ですね
ではギグワークにはどのようなメリットとデメリットがあるのでしょうか。


【メリット】
 ・柔軟性の高い自由な働き方ができる
   どこからでも好きな時間に仕事ができるのでライフスタイルにあわせた働き方が実現しやすい
 ・自分のスキルや価値を正しく見極めてもらえる
   様々な会社に自分のアピールができる。実力にあった評価・報酬を求める人には働きやすいシステム
 ・(企業側)ギグワーカーを使うことで福利厚生や月給といった固定費用を削減できる
   正規従業員の雇用を減らした分ギグワーカーの報酬に上乗せしてもバランスとれるとの見方も
 ・(企業側)即戦力の人材を確保できる
   人材育成にかかる時間やコストの削減にもなるため、人事担当者も注目している


【デメリット】
 ・雇用契約が曖昧で労働者の保険や権利が主張しづらい
   現状労災や社会保障が受けられておらず、そういったリスク管理また会計や納税の雑務も自分でやらねばならない
 ・自分の価値や孤独感によるモチベーションの低下
   社会とのつながりが希薄になりやすく、複数の肩書きを持つことによりアイデンティティを見失いやすい
   どこにも所属してないというしg本職不明のストレスを抱えることもあり、生き方・働き方の方向性の明確化が必要
 ・競争による新たな格差の発生
   有能な人に仕事が集中し、ギグワーカー同士の仕事の取り合いが発生しやすい
   そのため常に業界内の動向に目を向けつつ、自分のスキルアップの努力が必要


一歩先を行くアメリカでは、ギグワークが一般にも浸透していて、ギグワークのみで生活をしている人も大勢いるそうです。3年前にはギグワークに携わっている労働者がすでに全労働人口の3割を超えていたのですから驚きです。
アメリカは日本のような保険制度がなかった為、会社に所属していないと治療費も自費で負担しなければならず、独立したくてもそのハードルが高いという課題がありましたが、オバマ政権時代に医療保険改革がされたことで労働者の独立が促されたことと、また独立し短期の仕事をしたい専門家と企業とをマッチングさせるプラットホームが相次いで開発されたことがギグワークを急速に広める要因となりました。


では日本ではどうでしょうか。
働き方に対する考え方に変化がでてきた今でも、正規雇用信仰が根強く、フリーランスやギグワーカーよりも正社員の立場が高かったり、そもそも労働市場でもてはやされるスキルをもつ労働者が少ないなどの理由からギグワークの浸透はまだ時間がかかるといわれています。

具体的なギグワークのプラットホーム事業者をあげれば、やはりCMでおなじみの「Uber Eats」でしょうか。ネットを利用したマッチングサイトは多くありますが、ギグワークのプラットホームとなるものはまだまだ少ないと感じます。しかし、ギグワークのメリットは今まさに労働者も企業ももとめているものなので今後も注目の働き方であり、もっと多くのギグワークのプラットホーム事業者が台頭してくることも考えられます。


私たち運送業においても、すでにギグワークのプラットホーム事業者は存在し、実際運送業でギグワークを実践しているドライバーさんもいます。多様な働き方の一つとして運送業にも新しい流れがやってきたことは喜ばしいことですが、上記のデメリットにもあげられていたとおり、まだ制度も整っていないこともあり収入は不安定でリスクも大きいことは念頭においておく必要があります。
ギグワークで食べていくためには「自分はこうしたい」という明確な方向性や高い知識・技術・能力が必須とも思えるので、ただ「自由にできるから」や「気に入った仕事だけできる」といった安易な理由でやるべきではありません。
現段階では副業としてのほうが無難かもしれませんね。




ギグワークに限らず、世間では即戦力をもとめているので、何の仕事をするにもまずはスキルアップ!
運送関係の仕事をしたいとお考えなら、運送業の中でも今多く必要とされ、多種多様な業務を扱う軽貨物運送業はいかがですか?



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