お知らせ

違反点数を意識して安全運転につなげよう
こんにちは!いつもエアフォルクのホームページにお越し頂き、誠にありがとうございます!



季節がら日の入りが早くなり、天気の悪い日には16時台であっても薄暗かったりして、とても事故の多い時期となってきました。
危機回避意識もいつも以上に強く持たなければいけませんね。
仕事でドライバーをしている方は一般のドライバーより運転時間が長い為、違反も生じやすく仕事への影響も深刻です。
今回は前回少し触れました交通違反の違反点数について確認しておきたいと思います。



「違反点数」とは、交通違反をしたり交通事故を起こした時に発生し加算方式で累積されていく点数で、違反の程度や種類ごとにあらかじめ定められた「基礎点数」と、交通事故を起こした時にその被害の度合いに応じて基礎点数にさらに足される「付加点数」があります。
3年間の累積で点数が基準に達すると免許停止の処分(行政処分)を受けることになります。その免許停止にも期間が6パターンあり、累積違反点数とこれまでに免許停止になった回数で期間が決まります。違反点数によっては免許取消になる可能性もあります。

3年間の累積違反点数と免許停止(又は免許取消)の基準は以下のとおりです。

        <免停の前歴なし>
      違反点数6~8点  ⇒ 30日
      違反点数9~11点  ⇒ 60日
      違反点数12~14点 ⇒ 90日
      ※15点以上で免許取消

上記は<免停の前歴なし>の場合です。<1回免停の前歴あり>だと累積違反点数は4点から処分の対象となり、免停の期間もいきなり60日になります。<2回免停の前歴あり>だと2点で処分の対象となり、免停の期間は90日からとさらに厳しくなります。


ではどのような違反に何点の違反点数がついているのでしょうか。
違反行為は違反点数によって大きく2つに分けられています。


1つは「一般違反行為」。違反点数1~25点の比較的軽微な違反行為です。しかし軽微といえど甘くみてはいけません。
例えば身近なところでは、シートベルト装着義務違反や無灯火・合図不履行などが1点、指定場所一時不停止や横断歩行者等妨害等・信号無視(点滅も)・追い越し違反などは2点ですが、そう何度も違反できるものではありません。
スピード違反の30キロ以上は6点、50キロ以上は12点、無車検運行・無保険運行も6点、特に気を付けるべき項目としては携帯電話使用等で交通の危険ありと認められた場合、これも6点(保持だけでも3点)で、これらは一発免停になります。
また、一般違反行為の中でも最も高い25点になるのが、酒気帯び運転(呼気1ℓ当たりのアルコール量0.25以上)と妨害運転(いわゆる「あおり運転」。著しい場合は35点)と過労運転です。過労運転は「過労・病気・薬物の影響その他の理由により、正常な運転ができない状態で車両等を運転してはならない」というもので本人の体調管理はもちろん、勤務形態など会社としても気を付けなければいけない項目ですね。これらは免停ではなく一発で免許取消となってしまいます。


もう1つが「特定違反行為」。違反点数35~62点の極めて危険性が高い違反行為です。特定違反行為には以下のようなものがあります。

・救援義務違反(ひき逃げ) 35点(欠格3年)
・酒酔い又は麻薬等運転  35点(欠格3年)
・危険運転致傷   45~55点(欠格5~7年)
・危険運転致死   62点(欠格8年)
・運転傷害   45~55点(欠格5~7年)
・運転殺人等  62点(欠格8年)

絶対におかしてはいけない重大な違反ばかりですね。
免許取消の場合は再び免許取得の資格を得るために最短でも1年(欠格〇年とある場合にはその年数)かかり、免許をまた取るためには再度教習所に通う必要があり、そうすぐには取り戻せません。また、履歴書にも免許停止なら運転免許を持っていることを書くことができますが、免許取消では当然書くことはできません。



日々の社会全体の交通安全のためのこと細かなルールですが、気を付けていても時には違反していまうこともありますし、処分の対象になるのはわずか6点ですから小さな違反でもしたことでとても不安になる方もいらっしゃるかもしれません。


この違反点数、じつは一定の条件を満たすことでリセットされるのはご存じですか?
一種の救済措置で、最後の違反から1年間無事故・無違反でいると0点に戻ります。ゴールド免許保持者で1~3点の軽微な違反の場合は同じく最後の違反から3か月間の無事故・無違反で回復します。よく免許更新のタイミングでリセットされると思っている方がいらっしゃるようですが、それは間違いなので気を付けてください。


また自分のこれまでの違反は「累積点数等証明書」「運転記録証明書」で確認することもできます。
これらの証明書には行政処分の前歴と違反の累積点数・個々の違反の内容と点数が記載されています。
免許センター窓口又はゆうちょ銀行・郵便局で申請することが可能で、運転免許証と証明書の発行費用630円(ゆうちょ銀行と郵便局の場合は手数料として+80円~130円)が必要です。
※代理人が申請する場合は委任状・申請者の運転免許証のコピー・代理人の身分証明書が必要になります。
発行には5営業日ほどかかり、免許センターであっても即日発行はできません。免許センター窓口か郵送で受け取る形になります。


現在、タクシー会社や運送業では行政処分歴の確認のため、入社時にこういった運転経歴に関わる証明書の提出を求めるのが一般的ですが、提出の有無にかかわらず、行政処分を受けたことがあることや軽微な違反であったりすでにリセットされている違反であったとしても、何かの際に経歴詐称に問われるのを防ぐためにも会社側にそれらを申告したほうが良いです。



このように軽微な違反でも積み重なれば処分の対象となるため、自動車を運転する者は常に交通ルールを確認・把握し、その遵守と安全運転が求められます。
ドライバーであれば尚更意識しなければいけないことです。万が一処分を受けることになってしまうと業務ができず、免停であっても解雇とされてしまう会社もあるので本当に死活問題になります。
自分の違反を振りかえったり、証明書等で確認することでまた違う方向から自分の運転を見直し「リスクのある行動を避けることができる」と考えます。ここまで読んでいただいた内容をぜひ日々の安全運転の維持に活かしてください。

ここで述べたのはあくまで行政処分の部分です。交通違反時のペナルティには罰金等の刑事処分もありますので、そちらの対応も忘れずに!










案件多数!エアフォルクではまだまだドライバーを募集しております!気軽にご応募・ご相談ください!


応募フォームはこちら!
https://erfolg-ltd.co.jp/entry

まずは話を聞いてみたい!そんな方はこちらからご相談下さい!
https://erfolg-ltd.co.jp/contact

ENTRY

エントリー

未経験者歓迎!お気軽にご応募ください!皆様のご応募お待ちしております。

エントリー